回答
小型特殊免許学科試験の学習方法について説明します。
【出題内容】
8割前後(40問前後)が原付免許試験に出題される内容です。
残りの2割(8問前後)が、小型特殊免許に関する内容です。
具体的には、以下のような内容です
・小型特殊免許で運転できる車両の種類
→ 小型特殊自動車のみ運転できる
→ 16歳以上から免許の取得が可能
・小型特殊自動車の定義(大きさ、高さなど)
→ 車両の長さ4.7メートル以下
→ 車両の幅1.7メートル以下
→ 車両の高さ2メートル以下
→ 最高速度が15キロメートル毎時以下しか出せない車両
・小型特殊自動車に関する制限(乗車定員、積載など)
→ 乗車定員は1人(座席がある場合には2人)
→ 最大積載重量は500キログラムまで
→ 積載物の長さは車両の長さの1.1倍以下
→ 積載物の高さは地上から2メートル以下
→ 積載物の幅は車両の幅以下
→ 高速自動車国道は通行できない(但し、自動車専用道路は通行できる)
→ 牽(けん)引は、1台まで
【合格の目安】
原付免許学科試験合格レベルの知識が必要です。
それに加え、小型特殊自動車に関する法令知識が必要です。(量は多くありません)
初めて運転免許学科試験を受験される方で、5時間~8時間程度の学習時間が必要です。
【学習の方法】
(初めて受験される方)
原付免許の問題集を解くのが最短の道です。
その際、問題集に記載されいている「原動機付自転車」の記載内容を「小型特殊自動車」の場合に置き換えて考えておけば万全です。
(教習所に通われている方)
教習所に通われている方であれば、教習所から配布される学科教本の内容で十分です。
その際、学科教本の「運転免許制度」や「乗車と積載」の章を特にチェックされることをオススメします。
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