回答
そもそも「運行管理者」とはどのような人達かを説明します。
【運行管理者とは】
自動車運送事業者には、法律で定められた数以上の事業用自動車を有している営業所には、それぞれ一定数以上の「運行管理者」を選任しなくてはならないことになっています。
運行管理者は、運転者の労務管理から健康管理まで、プロドライバーの安全を支える力持ち的存在です。
【受験資格】
試験日の前日において、自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く)の用に供する事業用自動車又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車の運行の管理に関し、1年以上の実務の経験を有する方が対象です。
【受験日程】
毎年8月(第1回)と3月(第2回)の2回実施されます。
【合格状況】
平成19年8月26日(日)の合格状況 [公式HPより]
(貨物)
受験者数 30,977人 / 合格者数 11,729人 / 合格率 37.9%
(旅客)
受験者数 7,179人 / 合格者数 2,673人 / 合格率 37.2%
毎回、40%近い正解率になっています。
【受験料】
6,000円 (平成18年度)
【試験科目】
(貨物)
貨物自動車運送事業法関係 8問
道路運送車両法関係 4問
道路交通法関係 5問
労働基準法関係 6問
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7問
(旅客)
道路運送法関係 8問
道路運送車両法関係 4問
道路交通法関係 5問
労働基準法関係 6問
その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力 7問
【合格基準】
次の両方を満たすことが条件です。出題は貨物・旅客ともに30題で1問1点です。
1. 原則として、総得点が満点の60%以上であること。
2. 出題分野ごとに正解が1問以上であること。
【公式HP】
財団法人 運行管理者試験センター
http://www.unkan.jp/
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